可動式フックとS字フックとバネの話

 

朝6時

いつもは自力で起床してもとても早くて9:30、よくあるのは10:50、遅くて15:00なのだが今日は6:00に起床した

 

なんとなくベッドを降りてリビングへ行くと、家族はまだ皆寝ていてカーテンは空いていなく、カーテンから透けて入るのオレンジがかった光とも呼べない暗い色でリビングは包まれていた

ベッドに戻った

 

なんとなく母から借りた屈折くんを寝転びながら少し読み、ふと思った

脳の中の何かが頭頂部につけられているフックにS字フックで引っかかっている気がする

 

あくまで感覚の話なのだが、脳内のフックは頭の内側に取り付けられているがぐるぐる回転できる可動式フックなのだ。

そこにS字フックで何かが引っ掛けられているような感覚が以前からあったが何故か今日初めて「これはフックなのだ」と感じられた。不思議なものである。

 

詳細、私の感覚としては実はこの脳内のフックが可動式、というのがミソだ。

前方は後方にまるで磁力に引っ張られる方位磁針のようにクルクルと回転するフックにS字フックのS型が反転するようねじる様に、捻るように引っ掛けられたりするととても不快になるのだ。

そのようにS字フックが引っ掛けられるとフックの先と引っ掛けられている何か(脳味噌では無い物)を繋いでいるバネがビヨヨ~ンと伸びて、何かがななになって喉の所まで伸びてビヨンビヨンと伸び縮みをして気持ちが悪いのだ。

 

特にこれがどうという訳では無いのだが、今まで確かに存在していた子の不快な感覚は自分にとってこのように表現されるものだったのか、と、ありもしない正体を少し暴けた気になって少し、なんだ、不思議な気持ちなのである。(この不思議な気持ちがどういう風な気持ちなのかは分からないのが少しおかしくて笑ってしまう)

 

自分のこの発見によって不快感が異常なまでに増大した事と、この発見を書き留めたくて慌てておふとんを出てこうして暗くも明るくもないオレンジ色のリビングでパジャマの上だけ着替えてもちもちのぬいぐるみを抱きしめてスマホをピコピコしている。

 

書き留めるのは楽しいけど朝早くからケータイ触るのってなんかャーネ